国立ソフィア王妃芸術センター
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国立ソフィア王妃芸術センター, マドリード

世界でも非常に立派な現代アート美術館のひとつである国立ソフィア王妃芸術センターは、マドリードのちょうど中心にある現代都市建築の頂点でもあります。エンフォレックスのスペイン語コースに申し込み、マドリード校舎で学べば、この素晴らしい建築を間近にし、センター内に貯蔵している無数の現代アートを堪能することが、日常生活の一部として可能となります!

国立ソフィア王妃芸術センターは1986年にオープン後、すぐにブラド美術館、ティッセン・ボルネミッサ美術館に並ぶマドリード3大美術館のひとつとなりました。元々病院であった古い建物は1990年改築され、イギリス人建築家、イアン・リッチーによってデザインされた流行の先端を行くガラス張りのリフトが印象的です。しかし、これでは事足りなかったらしく、センター拡張計画が2001年に公表されました。

フランス人建築家、ジャン・ヌーベルが迎え入れられ、この非常に大きなプロジェクト、古い建物と違和感無くリンクするモダン建築のデザインのみならず、市中心に芸術感溢れるゆったりとした休息スペースを創り上げるエリア再建を手がけました。

museo reina sofia
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スペイン首都のにぎやかな道々で今まで目にしたことのないような外国風で革新的な建築物を造り上げることに、このフランス人建築家はこだわりぬき、正ににやってのけたのです。

彼の手がけた壮大な新館は9億2千ユーロを費やして完成、2005年公開されました。これによりセンター面積は60パーセント増え、ヌーベルは、2つの建物の間に広場を取り入れることによって古い建物と新館をリンクさせました。 日陰の公共スペースには、ロイ・リキテンスタインの手がけた絵筆の彫刻以外は何もありません。訪問者は彫刻以外何もないこの広場で、はっきりとしたマットメタリックな建物のガラスサイドに沿って水平に流れる赤い薄板が織り成すスムーズな建築ラインに囲まれ、素晴らしい建造物のみに没頭することが可能となるのです。

斬新さがあるこの建物には450席あるホール、展示ルーム、バー、レストラン、図書館、本屋があります。ヌーベルは、彼のデザインワークを何も包み隠さず私たちに見せることに焦点を当てました。例えば、シックなバー・レストランに座りながら見上げると、層になったホールの屋根が目に映ります。

芸術鑑賞のみならず、それ以上のものを人に与え魅了する建築デザインを持つ新館により、国立ソフィア王妃芸術センターは21世紀にふさわしいセンターとなりました。ヌーベルが細心の注意を払って設計した広場には横柄さや気取りがなく、訪れた人々に親しみを与えます。

国立ソフィア王妃芸術センターの開館時間と入場料

月曜日~土曜日: 午前10時~午後9時(火曜日閉館)
日曜日: 午前10時~午後2時30分

通常入場料: 6ユーロ
学生料金 : 3ユーロ
無料: 土曜日午後14時30分~午後9時/日曜日午前10時~午後2時30分