エル・グレコ
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エンフォレックスで開講しているスペイン語+美術史を学ぶコースで、エル・グレコの送った人生と作品の全てが学べます。このコースが学べるのは、次のロケーションです: バルセロナグラナダマドリードサラマンカ。スペイン語スキル上達のみならず、エル・グレコやその他スペインを代表する芸術家の作品の全てを学び、スペイン国内に無数とある美術館に貯蔵されている世界の名作へじかに触れるチャンスです。

スペイン語+美術史を学ぶコースでお会いできることを願いつつ、それまでの間、この魅力的な芸術家についてさらに深くご紹介していきましょう。

エル・グレコ: 生涯

エル・グレコ(スペイン語でギリシャ人を意味)は、スペインの偉大な芸術作品について語られる時まず一番に上がる名前でしょう。そして彼のたどった人生から、ギリシャでも同様に国の芸術遺産について話される時、彼の名前は挙がります。このような状況はエル・グレコの人生や作品を若干複雑にし、スペイン美術史における彼の位置も決して直接的ではありません。それにもかかわらず、エル・グレコは、幾度となく極めて重要で革新的、大物として取り上げられます。彼のことを学ばずしてスペインは旅行はありません・・・。

トレドの祭壇の周りで描かれた、このミステリアスな肖像は誰でしょう?

エル・グレコは1541年、クレタ島に生まれました。彼がこの地で過ごしたのはほんのわずかな時ですが、彼の創造性溢れるタレントは、クレタ島のポスト・ビザンチン美術学校で培われました。エル・グレコはスペイン美術と関わりながら、ギリシャで受けた初期トレーニングは、彼の人生に手がけた芸術作品に浸透しています。エル・グレコ、本名ドメニコス・テオトコプーロスはギリシャ人の性格からか、一貫して歌を歌いながら仕事をしていました。母国にいたにもかかわらず、彼の若年期やこの試しの時期に作成されたの作品は、ほとんど知られていません。

成人すると若いエル・グレコは、当時の偉大な達人から学ぶためにイタリアへ渡ります。ベニスは初期の芸術トレーニングの場であり、彼の将来の作品の先例を作った場です。ローマへ移動しミケランジェロと衝撃の出会いをする前、ベネチアのイタリアン・ルネッサンス美術学校で学び、ティツィアーノやティントレットの影響を受けました。

30台になってやっとスペインへ到着、その生涯を閉じる1614年まで、エル・グレコはスペインで過ごします。この時までに彼なりの姿勢と宗教観を受けた影響にブレンドし、独自のスタイルを作り出しました。

当時、美術界で強い影響力を持っていた彼は、スペイン宮廷を描こうと多くの年月を費やしました。しかし残念なことに、彼の作品はフェリペ2世には喜ばれず、夢を果たすことは決してありませんでした。エル・エスコリアルは、王家の新しい王宮兼修道院でしたが、当時エル・グレコは、トレド周辺にある16世紀のアートシーンで最も重要視される数々の祭壇画(彫刻)のデザインや作成依頼を受けており、彼の持っている力を駆使したさせた最高の作品作りを強いられていました。作品の多くは海を渡り世界中の美術館に行きましたが、彼の最も印象的な祭壇画は、現在でも昔どおりトレドに祭られているものがほとんどです。サント・トメ教会にある1586年に描かれた「オルガス伯の埋葬」がその例に挙げられます。

エル・グレコのオリジナル作品を身近で鑑賞したいあなたには、マドリード がぴったりのロケーションです。電車に乗ってすぐのトレドに行くのもちろんのこと、彼の最も偉大な作品が貯蔵されているプラド美術館へも足を運べます。

エル・グレコ: 芸術スタイルと影響

繊細な画家、彫刻家、そして建築家として有名になり、宗教的なテーマにフォーカスすることに人生を捧げたエル・グレコは、肖像画家としても偉大でした。

ティツィアーノやティントレット、ミケランジェロらイタリアの巨匠たちのスタイルから強い衝撃を受けたエル・グレコ。この影響は、彼の初期作品のスペースや色のコンセプトにはっきりと表れています。

彼のスペインへの到着は、さらなるオリジナルスタイルや宗教的情熱、精神世界への興味、豊かな赤と融合させた彼なりの暗い色使いをスタートさせるきっかけとなりました。エル・グレコのヒューマン・フォームの認識は、現在残っている彼の作品の最も決定的な特徴のひとつです。人々はスマートで細長く、プロポーションは歪められています。

彼の建物描写には、絵画においても彫刻においても、ローマ建築について学んだことが強く表れています。

人生の最期に向けて、エル・グレコのテーマはより非日常的になり、神話の世界を描いた、天国と地球上の間の伝統的な背景からそれていきました。最も注目すべきは、暗くメランコリックなラオコーン(Laocoön、1610)です。 現実から私たちを他のステップへ離すのはもちろん、ギリシャ神話の1シーンを描いた、異教神話を描いた唯一の作品はエル・グレコの母国を思い出させます。

エル・グレコ: 代表的な作品

  • 聖三位一体(The Holy Trinity、1577年: プラド美術館、マドリード)
  • イエスの御名の礼拝(The Adoration of the Name of Jesus、1570年代後半:
    ナショナル・ギャラリー、ロンドン)
  • 聖衣剥奪(El Espolio、1579年: トレド大聖堂)
  • オルガス伯爵の埋葬(The Burial of Count Orgaz、1586年: サント・トメ教会、
    トレド)
  • ラオコーン(Laocoön、1610年: ワシントン・ナショナル・ギャラリー)
  • 羊飼いの礼拝(The Adoration of the Shepherds、1614年: プラド美術館、
    マドリード)